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今年最後はグレン

12月30日。一応今日で年内の手術は終了。
グレン2例。
僕はP先生が執刀のグレンに。
上大静脈はは異様に太いが、肺動脈は造影で見るよりも細い。標準の太さより1割ほど細い。そこで、肺動脈閉鎖だったので、主肺動脈を切断して、右肺動脈から主肺動脈にむけて切開を入れ、そこに上大静脈を吻合。グレンは見事に成立。こんな逃げ方もあるんだな~と感心と関心。ただ、上大静脈がいくら大きいとはいえ、肺動脈は90度近くねじれているため、今後狭窄などこないものなのか。尋ねると、『あ~そんなこと大丈夫だよ』と。
ちなみにグレンが成立するか否かは、僕のかつていた病院では肺動脈抵抗などを計算して決めていた。しかし、ここでは、もちろんPA圧を気にしているようだが、肺動脈の形態をすごく気にしているようだ。カンファレンスがドイツ語と英語のミックスで、英語の部分しか定かでないので、断定はできないが。
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このブログの登場人物
A教授:この病院のボス。手術中の紳士的な態度もさることながら、普段の笑顔も素敵。 H先生:A教授と同じ立場のボス。手術中は吠える鬼神に化す。手術を離れるとびっくりするくらい温かい人。実はいろいろな人のことをよく考えているのはこの先生。スロバキア人。 心臓先生:定年まじかのベテラン心臓外科医。みんなの指導医で、論文の数も凄まじく、統計処理も天才的。アフリカのブルンジ人。 J先生:兄貴のような執刀医。明るくて楽しいのだけど、感情の起伏が激しくて手術中は叫びまくることも。でも、その次の瞬間には笑っている。ギリシャ人の血をひくドイツ人。2012年の8月からベルリンの小児心臓外科のボスとして赴任。 C先生:推定年齢45~48歳の女医さん。だれも本当の年齢は知らない。長くこの病院に勤めていて、J先生の去った後、ようやく執刀医の位置に。ドイツ人。 L先生:J先生の後がまで赴任してきた先生。アメリカで修行した経験あり。ドイツ人らしい慎み深いいい人。 P先生:30歳の唯一の若者。元気でいい奴だけど、ちょっと性格が悪く看護師さんからは嫌われていたりいなかったり。H先生と同じスロバキア人で、H先生の保護下にいる。やや過保護?! D君:元々はスクラブナースだったけど才能を見いだされて手術アシスタントに。
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遮断鉗子

Author:遮断鉗子
心臓外科医のブログです。
小児心臓外科医(35歳 心臓外科 10年目)のドイツ留学記です。
2010年7月からドイツに。

毎日の手術の事を中心に。ドイツビールの紹介もしていきます。

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